飛鳥大仏で有名な飛鳥寺。
飛鳥寺の拝観料は300円です。
格安な拝観料で、日本最古の仏像である釈迦如来坐像(飛鳥大仏)を拝むことができます。
飛鳥寺の拝観受付。
日本最古の寺院で日本最古の仏像に出会う。胸ときめく瞬間ですね。

飛鳥寺の飛鳥大仏
もう何度も足を運んだ飛鳥寺。飛鳥寺は私にとって、近くて遠いお寺でした。飛鳥寺のご本尊・釈迦如来坐像(飛鳥大仏)。母の実家が高市郡高取町佐田にあったことから、小さい頃にはよく父や叔父の送迎する車で飛鳥寺の近くを通っていました。しかしながら、そ...
建久の火災で破損した丈六仏
拝観料を支払って、飛鳥大仏の待つ本堂へと通されます。
飛鳥寺の本堂。
ご本尊の飛鳥大仏が安置されている本堂です。止利仏師が造ったと伝えられる飛鳥大仏。アルカイックスマイルの微笑みは、大陸との悠久の歴史を感じさせます。日本最古の丈六仏ですが、建久7年(1196)の火災によって破損したと伝わります。
飛鳥大仏の顔面と右手中央の三指以外は後補によるものだそうです。
創建当初の飛鳥寺伽藍配置。
本堂の前にポスターが貼られていました。金堂や五重塔もあったんですね。塔と三金堂を囲む回廊北側に講堂が建っています。
寺域の門は、中ツ道に面した西門が最も大きく造られていたようです。
日本初の本格的仏教寺院というだけあって、その威容が偲ばれます。