飛鳥の謎の石造物。
その代表格と言ってもいいでしょう。何のために作られたのか、未だにその用途は謎に包まれています。益田岩船などに比べ、アクセスのしやすいミステリーストーンです。

酒船石と休憩椅子。
世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原宮都」。登録機運が高まる中、少しずつ整備が進められていますね。酒船石は丘陵の上にありますが、そこへ至るアクセスルートが綺麗に整備されていました。

万葉文化館の駐車場からアクセス!岡寺へも通じる酒船石
酒船石を見学するには、どこの駐車場を利用すればいいですか?
よく聞かれることですが、やはり奈良県立万葉文化館の無料駐車場がおすすめです。駐車場のすぐ横に亀形石造物があり、そこから丘陵を登って行くと酒船石に辿り着きます。駐車場から徒歩5分もかからないでしょう。

万葉文化館の駐車場。
駐車場の向こうに竹林が見えていますが、あそこを登って行きます。

万葉文化館とススキ。
万葉集をテーマに様々な展示が催されます。日本最古の貨幣・富本銭を鋳造していた場所でもあり、その痕跡を見学することも出来ます。


酒船石へ続く階段。
以前に比べ、随分スッキリしましたね!

アクセス途中にもベンチが置かれていました。
世界遺産登録を目指し、化粧直しが進んでいます。

年輪を見せる木製ベンチ。
やはりこういった場所には木のベンチが似合います。

さっぱり刈り込まれていますね。
右向こうに酒船石が見えてきました!

最終行程の直線路ですが、周辺が綺麗になっていました。
酒船石を右手に見ながら、このまま真っ直ぐ進むと観音霊場の岡寺へと通じています。

見れば見るほど不思議な造形の酒船石。

石材を切り出した跡も見られます。

岡寺の道標。
この地点から岡寺へ歩いて行くことが出来ます。山道を辿り一旦車道に出ますが、そう遠くない距離に日本最大の塑像・岡寺大仏が待っています。
酒船石の専用駐車場はありません。万葉文化館の駐車場が最寄りになります。

