JR桜井線三輪駅前に大神神社周辺の地図があります。
駅を降り立った観光客の姿をよく見かけますが、昨今ではスマホでマップ検索している人も多いですよね。
大和国一の宮「大神神社」。
一の宮と言うからには、大和の中でも最も歴史のある、由緒正しい神社であることは言うまでもありません。
山城国一の宮が上賀茂神社であることを考えると、大神神社の位置付けが何となく分かるような気が致します。大神神社大鳥居から真っすぐ東へ参道が伸びています。大鳥居の南に初瀬川、北には卑弥呼の墓ではないかと伝えられる箸墓古墳が見られます。
思えば伊勢と三輪の神
お伊勢さん参りを特集する雑誌記事に”参道グルメ”という言葉が出ていました。
参道沿いに建ち並ぶお食事処や甘味処を特集する記事でした。
伊勢神宮ともなれば、さすがに参道グルメも賑やかですよね。大神神社の参道沿いも見習わなければ・・・そう思った次第ですが、近々参道整備が進められる予定です。
三輪山麓ごあんない図(大神神社二の鳥居前掲示中)。
伊勢神宮と大神神社の間には、実は深い関係が隠されているのです。
作者不詳の能「三輪」の中に次のような歌があります。
「思えば伊勢と三輪の神。一体分身の御事。今更、なんと、いわくら(磐座・言わくら)や」 三輪さんの磐座信仰に掛けていますね(笑)
毎年7月31日に催されるおんぱら祭り奉納花火大会は有名ですよね。おんぱら祭りは綱越神社の神事です。
昭和天皇が大神神社にお越しになられた記念に、大鳥居が築造されたと聞いたことがあります。
三輪駅を降り立って、三輪山麓に広がる大神神社の周辺地図に目を向ける。山の辺の道の起点にしてみるのもいいですね。