古代の息吹!日本最古の幹線道路『山の辺の道』

国道24号線169号線の幹線道路が南北を走る奈良県内。

その東側を通る山の辺の道とは、4世紀頃に既に利用されていたと云われる日本最古の幹線道路のことです。

山の辺の道

石上神宮、竹之内環濠集落、長岳寺、黒塚古墳、トレイル青垣、崇神天皇陵、景行天皇陵、檜原神社、大神神社と続く道は、歴史と文化の香り漂う人気のハイキングコースでもあります。

日本最古山の辺の道の写真を幾つかご紹介致します。

山の辺の道

大和盆地を西に見ながら山沿いに続いていく日本最古の山の辺の道。

玄賓庵と檜原神社の間ぐらいに「山の辺の道」の文字が見えて参ります。

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万葉歌碑に古代の古墳

山の辺の道には古代の息吹を伝える万葉歌碑が多数見られます。

古代権力者の古墳も見所の一つです。

桧原神社

春分・秋分の頃、檜原神社の正面に見える二上山に夕陽が沈む様子は、とても幻想的でロマンチックです。

山の辺の道の道しるべ

長岳寺と檜原神社の間に立つ道標。

川端康成の万葉歌碑

川端康成の万葉歌碑。

長岳寺は弘法大師創建のお寺で、四季折々に咲き誇る美しい花で有名です。

檜原神社から西へ坂を下ると、井寺池のほとりに川端康成の万葉歌碑があります。さすがに、山の辺の道は万葉集ゆかりの地ですね。

箸墓古墳

箸墓古墳。

大神神社拝殿

大神神社。

檜原神社から巻向方面への途上に箸墓古墳があります。前方後円墳の中では最も古いものとされ、邪馬台国の女王卑弥呼の墓ではないかと云われています。山の辺の道を天理方面から歩いて行くと、ゴール間近に大神神社があります。金屋の石仏、仏教伝来之地碑へと続きます・・・ 。

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